2022年9月 久々のシンガポール

シンガポール

今回の旅は、2022年9月17日(土)羽田からの出発でした。
それまでに、京葉線沿線の自宅に帰って、家内と一緒に家を出る方法も考えましたが、羽田は、品川駅からのアクセスが良く、高蔵寺から中央西線で、名古屋に出て、新幹線で、品川、そこからは京急空港線に乗ると、意外に早く到着できるので、そのルートにしました。朝6時前に高蔵寺を出発すると、9時前には、羽田空港第3ターミナルに到着できます。
日頃、ローカル線ばかりに乗車しているので、久々の新幹線は、早い事、早い事。

品川駅から家内にラインで連絡を取ると、彼女はリムジンバスで、空港に向かっているとの事で、ANAカウンターの前で、待ち合わせて一緒にチェックインを行いました。
2人とも、事前にウェッブで、パスポート、ワクチン接種証明、シンガポール入国申請エビデンスを送信していましたので、大変スムーズにチェックインする事ができました。幸先のいいスタートです。
保安検査、出国検査もスムーズに進み、ANAラウンジで、朝食を頂き、シンガポールでお会いする予定の日本人の方々に、お土産を買い、搭乗です。

私は、2010年4月から2013年2月まで、シンガポールに駐在しており、その次に駐在したエクアドルから同僚と共に13年、14年の2回出張していましたので、それ以来、約8年ぶりの訪問です。

機内食は、うなぎの卵とじ丼をチョイスしました。
マレーシア上空からシンガポールに入って行きます。

機内食、映画を見ながら、久々の国際線を楽しみました。そうこうしている内に懐かしのチャンギ空港に到着しました。
駐在中は、入国審査で並んだことがほとんどなかったのですが、事前にHP経由で、提出した書類とパスポートの紐付けチェックを係官が行っている様で、以前より一人当たりの入国審査時間が長くなっていました。と言っても、15分くらい並んだら、順番が来ましたので、やはりシンガポールの効率の良さは、世界でもトップクラスです。
入国審査を終え、荷物の引き取りにターンテーブルに行くと、既に荷物は出て来ていました。即、ピックアップし、現金2万円をシンガポールドルに両替しました。駐在時代は、現地口座を持っていましたので、両替をしたことがなかったのですが、現金両替のレートは悪くありませんでした。後日、ATMでキャッシングをしたのですが、シンガポールの場合、キャッシングの方が手数料、金利が高く不利でした。

空港からは、荷物もありましたので、タクシーを使いました。ホテルは、Booking.com で、予約したPark Regis と言う、クラークキーのチャイナタウン寄りにあるホテルでした。
タクシーの運転手さんに「ホテル・パーク・レジス」と言ったのですが、中々理解してもらえませんでした。住所を見せて分かってもらいましたが、彼は、「パー・レジス」と発音しました。
久々のシングリッシュ、思い出しました。駐車場(Car Park)の事を「カー・パ」と言う原則を忘れてパークを忠実に発音し過ぎたのです。完全にいい観光客だと思われましたので、マリーナ・ベイ・サンズ等の名所の説明を受けながらの道中でした。
ホテルに到着し、”Can I pay it by Credit Card?” (クレジットカード払い行けますか?)と聞くと、答えは、”Can, can can” (もちろん、できますよ!)となんとシングリッシュらしい表現が聞けました。ホテル直前の曲がり角を間違えて、恐縮していた運転手さんに、思わず問題ないと言って、楽しくホテルに到着でした。

ホテル到着後、少し休憩し、歩いて出かけました。

クラーク・キーを散策し、そこからのマリーナ・ベイ・サンズの景色を楽しんだりしていると、夜も更けて来ました。この日の夕食は、Lau Pa Sat (ラウパサ)のホーカーセンターで、取る事にして、タクシー移動しました。歩けば、歩けない事はない距離に11シンガポールドル(1,100円強)と言う事で、物価の高さ、と言うよりも、円の弱さかも?に驚きました。
私が駐在していた超円高時代の2012年は、約64円だったシンガポールドルは、今や100円を超えています。11ドル700円だったら、何とか許せるかとも思いつつ、タクシー代も値上がりした様に感じました。

ラオパサでは、家内が、サテーを食べたいとの事で、並んで買ってきたのがこれです。

サテーは、28ドル、家内がサテーを買っている間に、ビール売りのおばちゃんに頼んだビールのピッチャーが、20ドル。食べ終えて、追加で買ったインドカレーが15ドル。カジュアルな屋台での夕食で、60ドル(6千円)を超えるのです。

シンガポール駐在中は、日本製の部品、材料の輸出もありましたので、円高に大変苦労しながら、仕事を行っていましたが、生活には、円高が貢献していたのだなぁと、今更ながら、感じた夜でした。

次回に続く…。

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