JR東海のお得なきっぷに、「JR東海&16私鉄乗り鉄☆たびきっぷ」と言うのがあります。週末又は3連休の2日間使用でき、決められた路線がフリーに利用できます。
今回の旅の前に考えたルートは、このところ3回に渡って投稿している「どうする家康」にちなんだ下記のルートでした。
愛知環状鉄道のある駅から出発し岡崎で、JR東海道線に乗り換えて浜松まで行き、浜松城等を見学。
新浜松から遠州鉄道で、西鹿島、そこで天竜浜名湖鉄道に乗り換え、掛川に出て、再びJR東海道線で静岡。静岡で1泊し、2日目は、岳南電車に乗車して富士山を眺めながら清水辺りまで戻り昼食の後、東海道線で帰ると言う様な事を考えていました。浜松城、駿府城、久能山東照宮辺りを組み入れれば、「どうする家康」シリーズ追加にもなると考えたのでした。
予定の1週間くらい前から台風2号の影響を受ける可能性がありましたが、9月1日(木)時点で、何とか台風の影響は避けられるのではと好意的に判断してしまっていました。
9月3日(土)早朝に目を覚ますと、雨は上がっていました。浜松地方の天気予報をアプリで、チェックすると何とか曇りで行けそうでした。
その時点で、JRの運行状況もチェックすべきでしたが、怠っていました。愛知環状鉄道は、ダイヤ通りの運行を行っていましたので、始発電車で、岡崎に向かいました。
岡崎に到着してみるとJR東海道線は、岡崎以東の上り線が運転見合わせとなっていました。


この時点(午前7時過ぎ頃)の予想は、8:46から上りの運転開始との事でしたが、その予定が徐々に後ろにずれる状況でしたので、急遽、東に向かうのを諦めて、西に向かいました。とりあえず、東海道線の下りに乗車し、名古屋方面を目指しました。
乗車中に考えた結果、大垣までJRで行き、養老鉄道で、「養老の滝」に行ってみる事にしました。


岐阜駅で、大垣行き快速に乗り換え、大垣から養老鉄道に乗車します。


大垣―養老間は、約40分のローカル線の旅でした。駅からは、整備された道を歩いて「養老の滝」を目指しました。




養老の滝に到着です。前日の雨の影響で、いつもより水量が多かったのかも知れませんが、迫力があったのと、滝壺の脇まで簡単に行ける滝は、結構珍しいとの事でした。滝壺からの帰りは、山道を通る事にしました。


途中の「養老神社」には、名水百選「菊水泉」が、あるとの事でしたので、お参りさせて頂きました。


この「元正天皇」の話を読んで、水汲み場でお水を手に取ってみましたが、水の柔らかさを感じました。ここからは、来た道に戻り、再び養老駅に行きました。ちょうど桑名行きの列車がありましたので、桑名まで移動しました。桑名到着は、13:30過ぎでしたので、昼食は桑名駅で頂きました。


桑名と言えば、「ハマグリ」と言う事で、焼き蛤をビールと共に頂き、「あおさラーメン」でお腹を満たしました。14:10過ぎにJR関西線の名古屋行き快速がありましたので、乗車しました。
名古屋でJR東海道線快速に乗り換え豊橋まで、戻りました。15:30頃に到着しましたが、その時点では、東海道線は、未だ運行を再開できていませんでした。東海道新幹線は、運転を再開していましたので、浜松まで新幹線を利用する事としました。このフリー切符は、2日間で4回までは特急券を追加すれば新幹線の利用が可能となっています。但し、新幹線のきっぷ売り場には結構な列がありました。何とか特急券を入手し、大幅に遅れたすし詰めの「こだま号」に乗車し、約15分で、浜松に到着、浜松からは静岡に移動しました。
一時は、キャンセルも考えた予約済のホテルにチェックインし、夕食の為に外出しました。


「静岡おでん」と「焼酎の緑茶割」で、美味しく夕食を頂きました。ホテルへの帰り道、ワインバーを見つけ立ち寄らせて頂きました。そこの従業員の方に静岡に来たのならばどこへ行くべきかを尋ねたところ、お答えは、「日本平」でした。景色が良く、新しくできた「日本平テラス」が、お勧めとの事でした。静岡駅からはバスで行くのが一番アクセスがいいとの事でしたので、明朝の出発は、その様なルートに決めました。
次回に続く…。
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