「北海道&東日本パス」のメリットの一つに、「青春18きっぷ」では、乗車できない、「いわて銀河鉄道」と「青い森鉄道」に乗車できる事があげられます。
青春18きっぷで、JRを乗り継いで行くと、乗継にもよりますが、9時間近くかかるパターンが多いのですが、今回は、
盛岡 13:23-15:10 八戸 16:25-18:00 青森でしたので、午前中を盛岡観光に使う事ができました。
宿泊した駅前のホテルを出て、盛岡城跡を目指しました。
商店街を通て行くと、盛岡城跡に行く事ができました。
ここまで来て、ホテルで頂いた簡単な地図を確認すると、周辺に歴史的な建造物等がある事が分かりましたので、そちらの散策から始めました。
老舗わんこそば屋さん、明治の面影を残す赤レンガの「旧森岡銀行本店」を見学し、再び「盛岡城跡」に戻りました。
ここは城跡と言う事で、お城自体はありませんが、立派な石垣が印象的でした。
城跡の近くには、宮沢賢治が、弟と一緒に下宿していたところの井戸が残っているとの事で、見学しました。
実際の井戸は、現在駐車場となっている土地の片隅にありました。この井戸は、実際の井戸の近くをボーリングしたところ出てきた為、「賢治清水」と名付けられている湧き水との事でした。少し飲んでみましたが、まろやかなお水でした。
そこから橋を渡った先に、「新渡戸稲造」さんの生誕の地があるとの事で、見学しました。
そこには、新渡戸稲造さんの銅像がありました。
盛岡の歴史、偉人の痕跡を端のした後は、昼食です。盛岡駅に戻り、盛岡名物を探しました。じゃじゃ麺、冷麺、何にしようかと迷いましたが、じゃじゃ麺の店に行列ができていましたので、並んでみました。何も知らずに並んだのですが、後ろに並ばれた10歳くらい先輩の紳士の方は、大学時代を盛岡で過ごされたとの事で、今店はその頃からある名店との事で、行列の理由が判明しました。
並んでいる間に、先ほどの紳士に「何を注文すればいいですか?」と聞いたところ「メニューはじゃじゃ麺一つしかないので、その量(大中小)を決めて、締めのスープを発注すれば良い」との事でした。
中を注文し、締めのスープ「ちいたんたん」もお願いしました。はじめに麺を味噌等に絡ませて汁なしで、楽しんだ後、机の上に置いてある生卵を割り入れて、「ちいたんたん」をお願いすると、スープを入れて頂けます。味がほとんどないので、塩コショウ、味噌等で、味を調える様に言われました。塩コショウ、味噌、ニンニク、チリ等を加え好みの味にして大変美味しく頂きました。
午後は、列車の旅を楽しみました。
宮沢賢治、新渡戸稲造に加え石川啄木も盛岡由来の偉人でした。盛岡おそるべし。
いよいよ、いわて銀河鉄道に乗車です。
「目時駅」が、いわて銀河鉄道と青い森鉄道の境の駅です、のどかな風景を楽しみながらの旅でした。
八戸駅で、青森行きに乗り換えました。
かわいい猫のプリントが施された列車で、青森に到着しました。
次回に続く…。
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