2019年メキシコ及びアメリカに出張した事等により、ANAのプレミアムポイントがプラチナの基準である5万ポイントに近づいていました。10月に4日間の休みが取れる事になり、東南アジア路線で、一番安く行ける場所を探したのが、ホーチミンに行ったきっかけでした。動機はこんなものでしたが、大変楽しく興味深い旅となりました。
1日目:中部国際空港―羽田-陸路―成田ーホーチミンシティ
23時過ぎにホーチミンに到着、Booking.comにて予約したホテルにタクシーで移動しました。
わざわざ空港内のタクシーチケット販売所でチケットを購入、指示に従って外に出て指定された場所の近くで、このチケットはこちらと言われてついていった先は間違った様だった。一旦、車に乗ったのだが、異常を感じ、荷物を持って、もう一度指定された場所に戻ると、やはり一度乗り込んだ車は正規のタクシーではなかった事が判明。正規のタクシーでホテルまで送ってもらいました。
その日は、直ぐに就寝し、次の日に備えました。
2日目:市内観光、午後、旧ベトコンのトンネルツアー
「地球の歩き方」に載っていたバックパッカー御用達の旅行社がある地域に行き半日ツアーを探しました。「クチトンネル午後のツアー」が予約できたので、そのあたりを散策、マーケットにて昼食のベトナム料理を食べて集合時間に再び旅行社に参上しました。そこでツアーガイドに合流し、バスまで移動、ツアースタートでした。ガイドは英語で、日本人は小生一人でした。
ベトコンが掘ったトンネルの入り口です。
戦車の残骸もあります。
トンネルの中
3日目:ベトナム戦争関連の博物館等を見学、サイゴン川クルーズ
ホーチミンの街では、靴磨きの少年が多数います。前日までは、断りまくっていましたが、その日は時間もあり、サイゴン川クルーズの前に磨いてもらう事にしました。2人の少年が磨いてくれたのですが、靴底が痛んでいると指摘してきて、補修をすると言い出しました。お金は払わないぞと言いつつやってもらう事にしました。その時点では、時間つぶしにもなったので、3ドルくらいは払ってあげてもいいなと考えていました。案の定、終了と同時に10ドルと吹っ掛けてきました。いやいやそんな金は払えないと遊びつつ、これしかないと渡したお金が約30ドルの彼らにとっては大金でした。見る見るうち彼らの顔はにこやかになって、Thank you!と遠ざかって行きました。ベトナムドンは、ゼロが多すぎて価値が分かりません。完全に読み間違えました。馬鹿な日本人から多額のお金を巻き上げて、家族で楽しいご飯でも食べたかなぁ?なんて後から想像しました。その場はちょっと悔しかったけど、自分の責任です。大いに反省しました。
クルーズからは、近代的なホーチミンを見学できます。
我々世代が小学校の頃、この辺りは大変な戦場となっていました。戦争にまつわるものを見学するとその悲惨さが理解できます。戦争はたくさんの人を不幸にします。絶対に繰り返してはいけない悪行です。靴磨きの兄ちゃんを含む皆さん活気にあふれた様子でした。この平和を続けなければならないと思った旅でした。
4日目:夜行便で成田に帰国、陸路羽田経由中部国際空港に帰着。
次回に続く…。
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