富士山登山

国内旅行

一度は行ってみたいと思っていた「富士山」、登山を実行しました。
60代中盤となって来て、今のうちに行っておかないと、行けなくなると言う若干の焦りもありました。
実は、2023年のシーズンに行こうと思いつき、6月頃にツアーを探したのですが、都合のつくツアーはフルで、予約が叶いませんでした。
今年(2024年)は、2月頃からツアーを探し始め2月末には、申し込みをしていました。
申し込んだツアーは、山梨県側の吉田口から登るツアーでした。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、吉田口からの登山には
・新しくゲートを設けて16時以降及び、
・一日当たりの登山者が、4,000人を超えた場合
の通行規制が採用されるとともに、2,000円の使用料が導入されました。
これは、昨年までに、徐々にひどくなった来た「弾丸登山」を減らすための措置との事です。

結構時間があるなぁと思っていましたが、その日はやって来ました。折しも南の海上には、台風10号が居座り、今にでも日本めがけて来そうな位置にありました。8月25日(日)と26日(月)の我々のツアーの日は、大丈夫だろうと思っていましたが、その後約1週間も海上に居座る事になるとは、予想していませんでした。

8月25日(日)私は、名鉄豊田市駅前ロータリー8:20集合、8:30出発のバスに間に合わせるべく、愛知環状鉄道の「新豊田駅」に8時前に到着し、近くのカフェで、朝食を取りました。
集合場所に行くと4組の富士登山ツアー街の方々がおられました。8:20になっても、バスが来ないので、心配になって、隣の方に尋ねると彼からは、集合8:30、出発8:40のツアーとの事でした。もう2組の方々も同じ会話をされていましたので、時間が2種類ありそうだとの会話となっていました。
その時、1台のバスが来て運転手さんがこちらに来られました。私の名前ともう一組(8:20集合とおっしゃっていたカップル)の名前が呼ばれました。8:20集合と8:30集合の2台のバスツアーがあった様です。

いよいよ出発です。

台風の影響か、時々結構な雨が降っていました。

新富士インターで、高速道路を降り、「花の湯」に到着、昼食を頂きました。

昼食後は、富士山吉田口5合目に向かって進みます。

五合目には、15時前に到着し、約1時間滞在して、高度にならしていきます。

16時共に登るグループの方々と集合して、出発です。ガイドさんは、のりさんと言う方で、メンバー構成は、母娘、家族4人(娘2人)、父息子、女子2名、夫婦、私を含む親父の一人旅2組の合計15名のグループでした。
女性と子供が比較的多いグループでしたので、親父2名がしんがりを務める事になりました。

下山した後の帰り道は、「富士スバルライン五合目」に行くようにとの注意を頂きました。
曇り空、時々霧の中順調に進んで行きました。

時々、青空も見えて来ました。

夕暮れが近づき、岩場にも差し掛かるところで、ヘッドライトを装着する様指示がありました。

この直後、雨が降って来て、雨具を着ての登山となりました。

上の左が18:42に撮影した雨の前の写真、右が山小屋に到着した時点の19:46の写真。記録では、1時間弱の雨の中の登山でしたが、もっと長かった様に感じました。

我々がお世話になった「蓬莱館」さんです、八合目の宿泊施設の中では、下の方に位置しており、上にも数件の施設があります。

夕食は、オニオンスープ、おかず、カレーライスで、どれも温かく、雨で冷えた体には、大変優しい食事でした。他の宿泊施設ご経験者の話では、ここの夕食は、大変いいとの事でした。
同時に、次の日の食糧も頂きました。クロワッサン2つ(気圧の関係で、袋が膨らんでいます)、写真ではよく見えませんが、パンの下にレトルトの釜めしが入っていました。
食事が9時頃で、9時半には、休息、仮眠に入り、1時起床、1:15出発と言うスケジュールでした。1時に起こして頂き、出発です。

出発の時は、多少小雨も降っていましたが、徐々に天気も良くなり星空がきれいに見えました。
ゆっくりとしたペースで、登って行きました。途中からは富士山名物の渋滞でしたが、写真を撮る余裕がなかったので、写真は、ありません。

日の出前に山頂に到着し、日の出を待ちます。ここからは、日の出で数多く撮った写真を、撮影順に並べておきます。

日の出を見た後は、ガイドののりさんの提案で、「扇屋」さんにて、温かいものを頂きました。

私は、1,000円の豚汁をお願いし、山小屋で頂いた釜めしと共に頂きました。
その後、富士山火口を見学し、下山となりました。

火口の反対側に見えるのが最高峰「剣が峰」です。ツアーの説明には、オプションで、「お鉢巡り」(火口周囲を回り、剣が峰にも行くコース)も行えるパターもあると記載されていましたが、今回は、幅広い年齢層のグループと言う事を考慮し、登頂を最優先とし、ゆっくり目のスケジュールにしたので、そのオプションのオファーはできないとの事でした。それはそれで仕方がありませんので、納得し、次の目標としました。

途中までは、グループで下山しましたが、比較的安全な場所に来た時点で、解散となり、個人個人での下山となりました。
私にとって下山が結構大変でした。反省点は、登山靴の選び方だったと思います。富士登山用に登山靴を買おうかどうか迷いましたが、常日頃低山様に使っているトレッキングシューズに慣れていましたので、今回もそのシューズを使いました。ゴアテックスも使ってあり、登りの雨もしみる事なくばっちりでしたが、下りのブレーキ制動に問題があり、滑りやすかったために筋肉が固くなり、大変疲れました。

徐々に下界も近づいてきました。一番目の写真奥に見えるのは、「駿河湾」で、この時期にこんなにきれいに見られるのは、珍しいとの事でした。
下山後は、再び往路で寄った「花の湯」さんで、お風呂に入り、バイキングの昼食を頂き、同じルートをバスで、帰りました。
「お鉢巡り」と言う目標ができました。
・登山靴を購入し、履きならす
・お鉢巡りが、組みやすい、もしくは最初から組み込まれているツアーを探す
作業に着手したいと思います。

次回に続く…。

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