緊急入院@シンガポール

シンガポール

2024年8月31日(土)夜出発のシンガポール航空機で、久々に家内とアンコールワット観光を楽しむために旅に出ました。飛行機の中で、夕食が終わって少しした頃から、家内は、お腹の調子が悪くなって来ました。
日付変わって、9月1日(日)午前1時過ぎに予定通り、飛行機は、チャンギ空港に到着しました。シェムリアップ空港行きは、午前8時半出発の便でしたので、シンガポール航空のラウンジに入って休んでいましたが、家内の腹痛が段々をひどくなって来ました。我慢できないくらいのレベルになって来たとの事で、ラウンジスタッフに相談したところ、空港内のクリニックに連絡を入れてくれました。我々は、ターミナル2にいたのですが、その時間にドクターがいるクリニックは、ターミナル1との事でした。その時間は、ターミナル間移動のスカイトレインが、動いていませんでしたので、約30分掛けて、歩いて移動しました。
ターミナル1のクリニックに到着した頃には、大分痛みがひどくなっていました。何とか、次のフライトに乗れないかとドクターに相談していましたが、ドクターからは、精密な検査を勧められました。
と言う事で、そのクリニックを経営するシンガポール大手の病院「ラッフルズ病院」に救急搬送される事になりました。
そうなれば、シンガポールと言う国は、さすがにシステマティックに事が進みました。
・入国管理官がクリニックに来て、その場で、我々2人の入国審査をしてくれました。
・空港スタッフもクリニックに来て、シェムリアップ行きフライトのキャンセルと荷物の空港での仮置き手配をしてくれて、荷物は、ターミナル2のLost &Fondにて、保管される旨の説明がありました。
その手配が終了すると、救急車のスタッフが、到着し、家内を大きな車いすに乗せて運んでくれました。クリニックのスタッフも同行してくれて、スタッフ用出口より外に出て、救急車に乗って、市内に向かいました。
但し、空港クリニックでは、コンサルティングにも、救急車手配にも、料金はいくらなので、支払い可能かが絶えず確認されました。クレジットカードで、支払い可能と回答し、支払いました。その後は、慣れたもので、保険求償に必要な証明書等もくれて、救急車に乗り込みました。

30分弱で、市内の病院に到着し、救急外来での手当が始まりました。先ずは血液検査とCT撮影でした。
検査は、6時半ごろに終了しましたが、結果が出るのは2時間後との事でした。
2時間後には、結果は出ず、結局9時半ごろ結果が判明、血液検査及びCTでの大きな問題は発見されず、手術をする様な必要はないと思われるが、点滴にて栄養を確保しつつ、最低一日は入院との事でした。

ここでも絶えずお金の話は、続きました。海外旅行傷害保険の保険証券を確認する事が、メインの作業となりました。
これまでの旅では、クレジットカード付帯の旅行保険のみで、旅をしていたのですが、なぜか今回は、家内が知り合いから、シリアスな状況となった場合、クレジットカード付帯保険では、不足するので、追加の保険に入ると言っていました。私も、同時に同じ保険は入り、旅を始めたのが正解でした。
クレジットカード付帯保険は、旅行前に日本で、空港に向かうまでの交通費等を使うか、海外に着いて交通機関への支払いをクレジットカードで行う事が、保険のスタート条件となっていますが、空港へのリムジンバスでのその条件に合う支払いができず、現金での決済となっていましたので、クレジットカード付帯保険は、使える状況にもなかったので、本当に追加保険に入ってきたことが功を奏しました。

出発前に、お互いに保険データ(保険証券)を私は、家内のメールに、家内は、私のラインに送信し合っていましたので、ラインにあるデータを病院に提示し、求めに応じて、そのデータを転送しました。
同時に私から、保険会社のシンガポール連絡窓口に電話にて状況を報告しました。
病院側は、付保金額から判断し、一人部屋でも求償できるのではとおっしゃていましたが、実際に問い合わせると、その合理的な理由がない限り二人以上の部屋が基準となるとの事でしたので、二人部屋を手配して頂きました。

この投稿を書いているのは、9月4日(水)ですが、家内は、回復をしてきているものの、退院には至っておりません。今のところ、9月8日(日)のフライトを取っていますので、それに搭乗できる様、何とか退院すべくベストを尽くしているところです。
我々が、元々使用した航空券は、ANAのマイレージで、取ったスターアライアンス(シンガポール航空)の航空券でした。変更には制約があり、第2セクター(シンガポール―シェムリアップ)をきゃせるした事によって、その後が全てキャンセルとなりましたので、別途帰国便を手配しました。これに関しては、私の救護者としての分を含め、海外旅行傷害保険にて求償できる見込みです。
今回の一連の出来事で、シンガポール航空の皆さん、NANの皆さんにお世話になりましたので、そのてん末は、別途投稿記事にする予定です。

次回に続く…。

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