「シンガポール国立博物館」も、3年の駐在期間に訪れていなかった場所の一つでした。
この機会を利用して、行ってみました。
階層工事中でしたが、MRT(地下鉄)駅からアプローチすると、こんな感じで、入口に進みます。
入口で、入場券を購入し、中に入りました。シンガポールは大変若い国ゆえ、英国統治時代の展示から本格的に展示が始まります。
次に大きな展示は、第二次世界大戦に至る日本の統治時代の様子でした。
「昭南島」と呼ばれていた時代です。
日本軍の戦車等の展示や、日本が占領した時の映像等が見られます。
この博物館での、最大の展示は、何といってもマレーシアからの分割のセクターだと思いました。
特に、シンガポールのマレーシアからの分離に関するリー・クアン・ユー氏(シンガポール初代首相になる方)のインタビューでは、彼の苦悩も理解できる大変貴重な映像が、見られます。
その後は、シンガポールのその後の目覚ましい進歩の様子が、展示されていました。
この映像で、60年代と70年代の進歩の状況が良く表されていました。
60年代中ごろから開発されたHDB(公団住宅の様なもの)の様子が分かります。今でもシンガポールの庶民生活にはHDBがなくてはならないものですので、開発の様子は、大変興味深いものでした。
一階の展示を見終えて、2階に上がると、
Glass Rotundaなる森林の物語をテーマとした、映像の展示がありました。
建国59年を、8月に迎えたシンガポールの歴史や大切なイベントが、良く分かる展示でした。
シンガポールの成り立ちが、よく理解できるので、お勧めの場所です。
次回に続く…。
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