パスポート残存期間不足(シンガポール編)

シンガポール

パスポートの残存期間に関しては、結構旅慣れた人でも確認漏れがあるものです。
私が、シンガポールに駐在していた時に、家族が年末年始のお休みにシンガポールに来てくれ、一緒に過ごす事にしていました。
その時は、私が、シンガポールに単身赴任、家族は日本で関東地方に住んでおり、私の両親が中部地方に住んでいました。

家族は、早々と夏休み頃にシンガポール航空のHP経由で、航空券を購入していました。

両親も、もう何度も海外旅行はできないかも知れないので、行くと言ってくれましたので、こちらは、10月頃にANAのHP経由でチケットを手配しました。
両親の方が早くにシンガポール入りし、パキスタン駐在時代にシンガポールで合流して、スイス旅行をしたことがありましたので、その時に行ったセントーサ島にある大きな「マーライオン」に行きたい等々をかなえたりの親孝行をしていました。

次の日には、家族もシンガポール入りし、久々に孫と一緒に外国で正月を迎えようとしていました。
その夜、家内から電話を受け取りました。
「不注意だったけど、パスポートの残存期間が6か月を切ってしまっており、インターネットチェックインができない」と半べそ状態でした。

私は、ちょっと冷静になれ、チケットは、シンガポール航空のHPで購入したよな?
その時に、パスポート詳細を入力しているはずゆえ、それでも航空券を販売したシンガポール航空の責任もあるよな?
従って、万が一チェックインを拒否された場合は、この点を指摘して粘れ。
と指示し、何とか、来てくれることを祈っていました。

出発当日、家内から連絡が入り、
・何とかチェックインできた
・ただし、万が一、シンガポールの入国管理にて入国が拒否された場合は、自費で帰国する事と言う書類には、サインさせられた。
との事でした。

シンガポール到着時間に空港に迎えに行きました。
シンガポール・チャンギ空港は、到着ロビーからガラス越しにバゲージ・クレームが見える様になっています。
そこで、家族の姿を見つけた時はホットしましたし、うれしかったです。

本来なら、家族そろって入国審査を受けるのですが、家内は、当時中学生の娘を一人で、入国審査官のところに送り込んだ様です。
そうしたら、当然ですが、直ちに、パスポートの残存期間不足を指摘され、親を呼べと言われて母親を呼んだとの事です。
その時は、息子も含め3名での移動でしたので、別室に行き、事情を聴かれたとの事です。
夫が単身赴任中で、年末年始を一緒に過ごすためにシンガポールに来た旨を説明し、帰りの航空券をチェックされ、何とか入国を許可されたとの事でした。

まぁ、こう言う事は、なければ無いに越したことはないのですが、万が一、同じような事が発生した場合は、参考にして頂ければと思います。いつもこの特例が認められるとは限りませんが、お願いしてみる価値はあると言う事です。

次回に続く…。

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