2020年3月13日にこのホテルに泊まり、14日にマドリッドのバラハス空港に向かい、予定を大分早めて日本に帰国しました。
2020年2月末で、定年退職をしました。再雇用にて同じ会社に雇ってもらったのですが、再雇用月はリセット休暇なる休暇が1か月頂けましたので、以前駐在もして大好きなスペインに家内と旅行する事で、事前に計画していました。
3月に入ってからのスタートでしたが、アジア地域では、コロナウイルスの影響がだいぶ出ていました。
ヨーロッパでも、イタリアは相当な患者数となっていましたが、出発段階では、スペイン、フランスはまだ流行の始まり程度でした。
バルセロナ、トゥルーズ、ボルドー、オンダリビア、サンセバスチャンと旅を続けるうちに、フランス、スペインもコロナが爆発的に拡大して来ました。
3月11日オンダリビアのパラドールに滞在している時に、米国がヨーロッパ人の入国を制限したというニュースが飛び込んで来ました。
このニュースを受けて、色々と調べてみると、日本も間もなく入国の制限を発出するという情報もあり、旅行を断念する事を決めました。
先ず最初に行ったのは、帰国便の変更でした。我々は、マドリッド―ブラッセル―成田と言う便をANAで、予約していました。ANAのプラチナデスク(前の年にハノイに旅行して久々に獲得したステータス)に電話し、変更の依頼を行いました。
オンダリビアと言うのはスペインの北部ですので、ビルバオの空港の方が近いので、空港の変更をお願いしてみましたが、それは不可能との事で、一番早く確保できるフライトへの変更を依頼しました。
結果3月14日の同じルートの便を確保致しました。
3月12日は、サンセバスチャンにホテルを予約していたので、その予約通りとしました。
サンセバスチャンで、3月14日からレンタカーを借りてほかの街に3月20日ごろまでそのレンタカーで移動する予定でしたが、レンタカーの予約を3月12日から14日までに変更しました。
その上で、予約済の3月13日以降のホテルをキャンセルする作業を家内と手分けして行いました。
では、スペイン最終日にどこに泊まろうかと言う話になり、当初3月16日で予約していたワイナリーの中にあるHOTEL MARQUES DE RISCALに泊まれたらいいねと言う事になりましたので、早速ホテルに電話をしたところ、コロナウイルスの影響で、キャンセルが一杯出ているので、部屋はあるが、予約が、Hotels.com経由で行われているので、変更もそのサイト経由で行ってほしいとの事。
この予約は家内が担当だったので、家内がサイトの案内に従い、電話にて何とか変更を行ってくれました。
こういう顛末で、あこがれのホテルには宿泊できたのですが、夕方に到着し、夕食と朝食を食べて、早めにマドリッドに向けて出発するという何ともせわしない滞在でした。
ワイナリーの中に珍しい形のホテルがあります。ビルバオのグッゲンハイム美術館を設計したフランク・ゲーリー氏の設計との事です。
本来なら、ワイナリツアーもできるとの事でしたが、時間がなくそれは叶いませんでした。
近くからはこんな感じです。
朝食のメニューです。ちなみに、当日は、お客様がほとんどいらっしゃらなかったので、2段階アップグレードのお部屋に泊めて頂きましたが、時間が短かったのが残念です。
ここのワインは、下記からも購入可能の様です。
次回に続く・・・。
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