2021年12月18日(土)この冬一番の寒波が来ており、前日からの吹雪で、目覚めた時には、結構な積雪となっていましたが、根室では自動車やバスが普通に走っていました。
さすが北国、慣れたものです。
根室駅から納沙布岬には、JR根室駅の前にあるバスターミナルから路線バスを利用して行ける事を調べていたので、バスターミナルに8時前に到着しました。
切符の自動販売機で、納沙布岬行き往復切符を購入し、待っていると徐々に人が集まって来ました。
8時ちょうどに一台バスが来ました。釧路行きのバスでした。私以外の待っていたお客さんは、全てそのバスに乗って行かれました。
やはり、こんな吹雪の日に、風を遮るものもない岬に行く人はいないのかなぁと思っていると、ターミナルの窓口がオープンしました。
係りの女性に、「納沙布岬行きのバスは、出ますよね?」と質問すると、
「もちろん定刻に出発しますよ。」との事。さすが北国です。
雪がほとんど降らない地域の人間からすると、この天候で、バスが運行される事自体信じられない感じでした。当日の気温は、氷点下13度だったと記憶しています。
係りの方がおっしゃった通り、定刻にバスは来ました。その時点で、私以外にお一人、加えて途中のバス停からもう一人乗車され、3名の乗客で、納沙布岬に到着しました。
9時ごろの到着で、同じバスが9:50に根室駅に向かい出発します。
到着時点で、吹雪がさらに強くなっていましたので、バスの運転手さんから、バス店わきの「北方領土記念館」の中で、バスを待つことができる事を伺いました。
吹雪+飛ばされそうな風の中、3人で、記念碑を目指しました。
風に耐えて、3人で写真を撮り合いました。5分くらい周りを見て回りましたが、限界です。
記念碑から一番近くにある「岬の駅」に飛び込みました。中は本当に暖房が効いており、温かく快適でした。
親父さんから、「こんな日によく来たねぇ、一人だった?」と聞かれましたので、
「若者がもう2人で、彼らは、未だ外で見学してますよ」と申し上げました。
「温かいものもあるので、自動販売機で、食券を買って食べて行きな」と言われ、早速「カニ汁」の食券を購入、熱々のものを作って頂きました。390円で、ぽかぽかになりました。
・メニューと自販機
・熱々の「カニ汁」
カニを食べるためにハサミも付けて頂き、
身も楽しめました。
体も温まったところで、親父さんに「次回はもっと天気がいい時に来ますね」と言ってお暇しました。
外へ出ると、ちょっと天気が良くなり、灯台までは、見る事ができました。
本来「北方領土」が見られる位置ですが、今回は、見る事ができませんでした。
「北方領土記念館」に行き、バスを待つ事にしました。
記念館の係りの方から、上記の「日本本土四極(最東端)証明書」を頂く事ができました。
帰ってから調べてみると、
・最北端:宗谷岬(北海道稚内市)
・最南端:佐多岬(鹿児島県南大隅町)
・最西端:神崎鼻(長崎県佐世保市)
との事でした。
宗谷岬に関しては、今年9月に到達しているので、稚内時の企画調整課にメールに必要事項と証拠写真を貼付して依頼したところ、手配頂いた旨の確認メールを頂きました。
最西端に関しては、「JR四極駅制覇」の一環として、今年の3月に「佐世保駅」までは行ってましたが、神崎鼻に到達していなかったので、残念です。
最西端は、大隅半島にあるので、鉄道では到達困難なところの様です。
残り二極への到達と証明書入手が次の目標の一つとなりました。
次回に続く…。
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