3枚目のメインは、大糸線「南小谷駅」15:16発の「リゾートビューふるさと」を体験する事でした。
この列車には、青春18きっぷ+指定席券(530円)で乗車できます。
指定席券は、JR東日本のHPより事前予約をし、当日、南小谷駅で受け取りました。
滞在していた糸魚川から南小谷は、在来線で1時間程度です。15時過ぎの列車に乗車するためには、13:23糸魚川発の在来線で、間に合います。
前泊した「笹倉温泉 龍雲荘」より、10時に、フォッサマグナ・ミュージアムに送って頂きました。
ミュージアムを見学した後に、田舎道を歩いて糸魚川駅に移動しました。
途中、日本海がきれいに見えました。
ところで、人生60年以上生きて来ましたが、僕は、「フォッサマグナ=糸魚川―静岡構造線」だと思い込んでいました。
今回の旅で、そうではなく、その昔2つに分かれていた本土ですが、もう一つの構造線である「柏崎ー千葉構造線」との間を埋めたのがフォッサマグナで、この事により、本土が一つの島になったとの事でした。
と言う事は首都「東京」もフォッサマグナの上にあると言う事です。
旅って、本当にいつになっても学びがあり、いいものです。
糸魚川のお蕎麦屋さんで、昼食をとった後、13:23の列車で、南小谷に向かいました。
到着後、先ずは、予約していた「指定席券」を窓口で、発券して頂きました。HPで申し込んだ際のクレジットカードを提示して手続き完了でした。
「リゾートビューふるさと」は、南小谷ー長野間を走る全車指定席の列車です。大糸線と篠ノ井線の風光明媚な地域を走る路線です。
南小谷停車中の「リゾートビューふるさと」
長野県のマスコット「アルクマちゃん」もコロナ禍で、マスクをして乗車してました。
コロナ過で、乗客はほとんどいませんでした。一両目車両には、5名程度の乗客のみと言う寂しい状況でした。早くコロナ禍も終焉を迎え、満席となる事を祈るのみです。
出発して程なく、「青木湖」が見えてきます。車両の一番前の部分は、共用の展望スペースとなっており、譲り合って使用くださいとの事でしたが、まるで貸し切り状態で、そこからの景色も堪能しました。
車内販売で、地ビールを買ってくつろぎました。前との座席にも十分なスペースがあり、大変快適な乗り心地でした。
「姨捨駅」では、珍しいスイッチバック(勾配差のきつい部分の一部をバックで登るシステム)も経験でしきます。駅名看板の図もスイッチバックを表しています。
もう一つ、この駅周辺は、「日本3大車窓」と言う事で、車窓からの景色が素晴らしい事でも有名です。この辺は、夜景も美しい事でも知られています。
長野到着は、18:30です。3時間以上の列車の旅ですが、美しい景色と快適な座席で、退屈する事もなく楽しめました。
冬の雪景色、秋の紅葉等四季それぞれの違いもある様ですので、何度も乗ってみたくなる路線ではないかと思います。
次回に続く…。
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