知床半島

2023年9月22日（金）、「北海道＆東日本パス」の使用を西女満別駅で終え、女満別空港でレンタカーを借りて、知床はウトロに移動して来ました。22日、23日のお宿は、「しれとこ村」さんです。

女満別空港を16時ちょっと過ぎに出発し、18時前にチェックインできました。知床では、知床五湖の見学やトレッキングをしたいと思っていましたが、その日まで、手配できずにいました。
チェックインの時に、チェックインを担当してくれた男性に2つの質問をしました。
・知床五湖を中心としたトレッキングツアーに参加したいが、どこか紹介頂けないか？
・夕食なしプランを選んでいるので、夕食の場所を紹介願えないか？
これに対し、
・あくまでも参考ですと言いながら、ツアー会社のパンフレットをくれました。
・食事の場所に関しては、夕食となると食事だけと言うよりも居酒屋的な店が多くなるがいいか？
との回答でしたので、「お酒は嫌いじゃない（むしろ好き）ゆえ、居酒屋大歓迎」と伝えると、2件のオプションがあるとの事でした。1件は海鮮居酒屋もう一軒は洋風居酒屋との事でした。その時点では、せっかく道東に来たので、海鮮居酒屋に行ってみたいと思っていましたが、次の一言で、洋風居酒屋に行く事に決めました。
その決め手は、その居酒屋さんのオーナーがネイチャーガイドも兼業されているとの事でした。
お店の名前を聞くと、「ピリカデリック」とお教え頂きました。

早速荷物を部屋に置いて出かけようとすると、彼から「言い忘れましたが、ピリカデリックは、19時開店ですので、今からではちょっと早いかも知れません」との事でした。
私は、店の近くをぶらぶらして時間をつぶすので、大丈夫ですと言って、宿を出ました。
先ずは、「ピリカデリック」の位置を確認し、港や道の駅等を散策しました。そうこうしている内に19時近くになりましたので、お店に行ってみると開店前から行列ができていました。私の前に、2組のカップルが待っていました。早速その後ろに並んだところ、後ろに外国人男性が一人で並びました。その後も数人並んだ段階で、19時の開店を迎えました。

店は、一番奥にテーブル席が2つ程度、あとは10人程度のカウンター席でした。
先ずは、カウンター奥から2組のカップルが着席し、その隣に私、その隣が外国人男性その隣からは、並んでいた方々と言う様な並びの着席となりました。開店とほぼ同時に満席となりましたので、19時前に並んで正解だったと思いました。
並んでいる時から、外国人男性は、スペイン語で、誰かとスマホで話していました。カウンターに座ってからも、スマホで旅の様子などを報告している様でした。彼の電話が一段落した時点で、スペイン語で「どこから来たの？」話しかけてみました。その青年は、メキシコから来たとの事でした。
メキシコは、私が最後に駐在した国ですので、15年～18年に仕事でメキシコのイラプアトに駐在し住んでいた事、メキシコでの思い出、彼は札幌でレンタカーを借りてウトロまで来たとの事で、日本とメキシコの道路事情や免許証の話等々話が弾みました。
ちなみに、先ほどのスマホでの会話の相手は、メキシコにいるご両親だったとの事でしたので、メキシコの早朝からご両親は起きていたのだねぇ等々の、何気ない会話もしていました。

彼との会話が一段落した時に、右隣の2組のカップルが話しているのが聞こえて来ました。一番右のカップルの男性の方言に聞きおぼえがあり愛知県人だろうと想像していました。
カップル同士の話が進み、右のカップルがその日にセントレア（中部国際空港）から飛んで来たとの話となり、愛知県人がほぼ確実となりました。
ここで、大変失礼ながら、会話が聞こえて来ていて、彼の方言は愛知県人だっと思い続けていたところ、セントレアから来たと言うので、愛知県人に間違いないよねと質問しました。
なぜ分かるのかとの質問を受けましたので、自分も愛知県出身を伝えました。彼から、愛知はどこですかとの質問を受けて市の名前を行ったところ、彼らが今住んでいるのが同じ市だと判明し、大いに盛り上がりました。
もう一組のカップルは徳島から来たとの事で、私は徳島には未だ行った事がないので、色々と教えてもらう事もできました。
仲良くなったので、大好きな赤ワインをボトルで注文し、一杯ずつ助けてもらい、若いカップルとの会話を楽しみました。
そうこうしていると、メキシコの若者が食事を終えて帰るとの事でしたので、お互いにいい旅にしようと言いあって別れました。

大忙しだったオーナさんも、少し余裕が出てきて話ができる状況となりましたので、宿の若者からネイチャーガイドさんも兼務しておられると聞いてきたのだが、明日のガイドをお願いできないだろうかとお尋ねしたところ、たまたま空いているので、OKとの快諾を頂ました。
次の日は、8時に宿に迎えに来て頂ける事となり、念願のガイドツアーが決定しました。知床五湖のガイドをマンツーマンで午前中にやって頂けるとの事で、午後は、クルーズに参加してみてはと言う話になり、知床半島の先端まで行く3時間クルーズの予約もして頂きました。

ほろ酔いと言うかもう少し酔っ払いに近いレベルで、お店を出て、お店の写真を撮りましたが、ブレブレで掲載できるレベルではありませんでした。気になる方は、グーグルマップ等でも情報が出て来ますので、チェック下さい。

次回に続く…。