知床五湖ガイドツアーと半島クルーズ

国内旅行

2023年9月23日(土)約束通り、ネイチャーガイドでもある「ピリカデリック」のオーナーが、8時に宿に迎えに来てくれました。
知床五湖全てを回る為には、調整地域への立ち入り前に「レクチャー」を受ける必要がありますが、9時のレクチャーを申し込んで頂いていました。
宿を出て、港の近くまで行った時点で、先ずは「鮭の川登り」を見学しようとの事で、川の近くに駐車して、鮭が登って来ている様子を見学させて頂きました。

ガイドをお願いしなかったら、絶対に行かないポイントに最初からご案内頂きました。加えて、鮭の生態等々を大変分かりやすく説明頂きました。
次は、港の市場2階駐車場に車を止めて、鮭の定置網漁船が入ってくるところを見学できるスペースに案内頂きました。鮭以外にも、ブリ、フグ等の魚も捕れていました。

ここも、案内頂かなければ、絶対に行かないところゆえ、大変いい経験をさせて頂きました。
さっと、この2か所を見学し、知床五湖に向かい、駐車場に車を止め、知床五湖に入るとトイレがないので、済ましておくようにと言われ、トイレを済ますとぴったり8:55でした。オーナーに2人分の「立入認定書」の手続きをして頂き、レクチャールームに入りました。
知床五湖は、熊の保護区にあり、熊優先で、熊が出没した場合は、ツアーを中止して帰ってくるルールがあります。隈の生態等を含めたレクチャーを受けました。

ガイドツアー開始です。この案内図の一番外周を一周するルートで、五湖、四湖、三湖、二湖、一湖の順番に見学するコースです。

ガイドツアーでなければ、通り過ぎる小さなキノコの事を教えて頂きました。ちなみにこの2種類は、毒キノコで、食べられないとの事でした。

五湖に到達するまでが、一番長く森の中を進んだのですが、木々の事、キツツキの生態等々大変興味深い話を聞く事ができました。詳細は、記載しませんので、行かれた時にネイチャーガイドさんからお聞き下さい。

五湖に到着です。同時にレクチャーを受けた人たちは、どんどん前に行かれましたが、オーナーの豊富な知識をお聞きし、質問をさせてもらってゆっくりと進みます。

四湖

三湖

二湖

一湖:晴れていれば、逆さ羅臼連山が、見られるとの事でしたが、曇っており、それは叶いませんでした。ただ、このところの温暖化の影響か?一湖の浮草の繁殖が増えており、少し間引きも行われているとの事でした。
大自然は、その日その日で変化するので、多分何度行っても飽きないんだろうなと思いオーナーに聞きましたが、本当にその通りで、日々違う顔を見せてくれるので、飽きないとの事でした。
ネーチャーガイドさんが羨ましくなりました。
さらっと書きましたが、色々なお話を伺いながら、3時間以上を掛けて「知床五湖」を堪能させて頂きました。
午後のクルーズ集合時間が13時でしたので、12時前に道の駅にお送り頂き、代金をお支払いしようと思っていた時にクルーズ会社から電話を頂き、半島の先の方は波が高いので、3時間ツアーは短縮され、2時間ツアーとなるがいいかとの事でしたので了承しました。オーナーには、代金をクレジットカードでお支払いし、夜再度「ピリカデリック」にお伺いする約束をして、分かれました。

昼食は、道の駅のレストランで、三食丼(鮭、いくら、ホタテ)を頂きました。腹が減っており、この写真も撮り忘れました。

13時にクルーズ船運航会社に行き、代金を支払い望遠鏡もお借りして出帆を待ちます。13:30の出港に向けて、13:20頃に運航会社から歩いて港に向かいました。

港の直前には、「ゴジラ岩」がそびえていました。

入港してくるクルーズ船と出帆直後の様子です。往路は、岸の近くを航行し、滝やら、岩などの名所の説明をして頂きました。

復路は、ちょっと沖合を走行します。

羅臼連山が、雲の間から見えて来ました。
船長は、熊を見つけるのが大変上手な方で、往路でも4頭ほどを見つけられ、船長と、ガイドさんより説明頂き、望遠鏡では確認できましたが、スマホのカメラには納めきれませんでした。
復路も終わろうとしている時に、岸に最接近してくれて、最後の熊たちを見学し、何とか写真も撮る事ができました。

クルーズツアーが2時間に短縮され時間ができたので、宿に帰り車で、知床峠に行ってみました。
峠からは、北方領土も望めました。

羅臼側は朝日、ウトロ側は夕日と聞いていましたので、ウトロに戻ったのですが、少し遅れてしまい太陽は既に沈んでいましたが、夕焼けはきれいでした。

この夜も、「ピリカデリック」でのお酒と食事、加えて楽しい話を堪能しました。ちなみに、愛知県のカップルも2晩連続での、登場でした。彼らとは、本当に盛り上がりました。ありがとうございました。

次回に続く…。

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