瀬戸市立図書館の壁画

国内旅行

メキシコ駐在時代(2015年~2018年)に、大学の同窓会を立ち上げてくれた後輩がいました。
彼は、私と同じ大学のやっぱり私と同じスペイン語学科の出身でした。私よりずいぶん勉強好きで、大学卒業後は、他の大学に移り、ラテンアメリカ研究を行い、メキシコに留学、その後、ベネズエラやホンジュラスの日本大使館で専門調査員として勤務した事もあるラテンアメリカやメキシコが好きな男です。
現在は、彼も、名古屋で働いています。

彼から、瀬戸に日曜日に遊びに行きたいが、いるかとの問い合わせがあり、私も地元瀬戸にいたので、付き合う事にしました。
彼のお目当ては、
① メキシコにも滞在されていた北川民次氏の監修した壁画がある「瀬戸市立図書館」に行く
② 最近のブームである将棋の藤井聡太五冠が勝つたびにテレビ中継される商店街に行く
事でした。

彼と連絡を取り合って、瀬戸市立図書館の最寄り駅である「新瀬戸」に車で迎えに行きました。
先ずは、一番の目的の「瀬戸市立図書館」です。

私は、長年故郷を離れていた為、久々の市立図書館訪問でした。大学時代に試験勉強と称して、友人と図書館で勉強した事を覚えていますが、その時以来の気がします。
昔の市民会館にあった北川民次氏の作品はよく覚えていますが、この図書館の作品の記憶があまりありませんでした。
調べてみると、この図書館は、1970年に瀬戸市市制40周年記念事業として建設され、北川民次氏最後の壁画作品と言いう事でした。

図書館の中にも、

図書館には、こんなコーナーも、

その藤井聡太五冠が勝利の旅にテレビ中継される商店街は、

藤井五冠効果で、シャッター商店街に活気が出て来ました。
今や、瀬戸市の英雄です。

以前、瀬戸市民会館があった場所は、「瀬戸蔵」と言う施設に代わっています。
市民会館時代の北川民次作品は、瀬戸蔵の外壁に保存されています。

陶土の山と採掘夫
ロクロ場風景
登り窯

メキシコの銀山と瀬戸の陶土採掘所が、大変似ていて北川民次の創作意欲をくすぐったと言う話を聞いたことがあります。
私も、実際にメキシコの銀山や石の採掘所を訪れた事があり、何か共感できるものを感じています。

メキシコ好きの後輩と共に、故郷を再発見する小旅行ができた気分です。

次回に続く…。

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