2022年9月 シンガポール マーライオンとニョニャ料理

シンガポール

シンガポール旅行も近づい来たある日、シンガポール駐在時代に現地職員として一時一緒に仕事をしていたシンガポール在住の友達に、私がシンガポールを最後に訪れた2014年以降に進化したシンガポールとお勧めのレストランを問い合わせました。
観光地で、言えば、ガーデンズバイザベイとセントーサの水族館、レストランは、プラナカンレストランとホワイトペッパークラブのお店を紹介してもらいました。

シンガポール2日目の9月18日(日)は、朝、セントーサ島へのアクセスポイントでもあるVivo Cityに行き、ラクサ(ココナツミルク味のスープ麺)を頂き、一度ホテルに戻った後で、ガーデンズバイザベイに行きましたが、天候不順により、メインの場所には、入れず、Floral Fantasyと言う場所には、入場する事ができました。

メインの場所は、夜の方が多分奇麗だろうと言う事で、出直す事にし、昼食は、マリーナベイサンズのショッピングモール内のフードコートで、頂きました。
せっかくのシンガポールで、フードコートの連続となり、家内からは、若干のコンプレインが出て来ました。
そこで、友人からの紹介を思い出し、プラナカン料理で、最近のはやりだと言う “National Kitchen by Violet Oon Singapore” に電話してみました。
午後8:30からであれば、予約は可能だが、同時に団体客が入っており、若干うるさい可能性があるとの事でしたが、了解の上、予約を致しました。

午後は、一旦、ホテルに帰って休憩した後に、夕方から、マリーナ地域に繰り出しました。F1シンガポールシリーズの準備が始まっており、特設のスタンド、ライト等の据え付けが行われていましたので、歩けると思ったところが、通行止めとなっていたりと、不便も感じつつ、F1前の雰囲気も味わいつつ、散歩をし、日が沈むころに「マーライオン」に近づいて行きました。

シンガポールリバーを渡る歩道は、以前無かった様に思います。昔の感覚で、自動車道路の脇の歩道からマリーナベイにアプローチしています。途中で、新しい歩道に移る事ができるポイントがあり、歩道に移りました。周りがすっかり暗くなると、マーライオンにプロジェクトマッピングで、色々な変化が楽しめました。

今年は、「マーライオン生誕50年」との事で、特別なプロジェクトマッピングの様で、このバージョンは、約2週間の限定版だったとの事です。
年末、年始もプロジェクトマッピングが行われる様ですが、いつも行われているわけでは、ないとの事です。
でも、世間一般に言われている「世界3大がっかり」からは、マーライオンは、完全に卒業したと、個人的には、感じました。

夜も更けて来て、レストラン予約の時間も近づいて来ました。バスで、シティーホールに移動し、ナショナルギャラリーを目指します。このレストランは、ナショナルギャラリー(国立博物館)の2階に入っています。

ここのオーナーである、Violet Oonさんと言う方は、料理専門のジャーナリストだった方で、そこから、このレストランを企画され、現在シンガポール内に4店舗をお持ちの様です。
時間通りに案内して頂きましたが、やはり満席でした。我々のテーブルの後ろには、団体客(シンガポールでは、結構会社の仲間と夕食会等を行うのですが、その様な団体と思われました)が、入っており、陽気に話しておられました。事前に聞いていたので、全く問題はありませんでした。

前菜に、スープ(写真を撮り忘れました)と豆腐のサラダ、メインにチキンとビーフの料理を注文し、楽しみました。プラナカン料理と言うのは、マレーシア半島に入って来た中国人が、中華料理とマレーシア料理を融合させてでき上った料理で、中華系マレーシア人にとっては、母(ニョニャ)の味との事で、「ニョニャ料理」とも呼ばれる様です。
中華料理を始めとしたアジア料理は、みんなで取り分けて食べる文化がありますが、ニョニャ料理も、頼んだ料理をシェアしながら頂くことができます。
この他に、ビールとワイン、食後のデザートとコーヒー、お茶を頂きました。シンガポールは、酒税が日本より高いので、日本だとレストランでも5千円しないチリワインLos Vascosが、85シンガポールドル(9千円弱)でした。参考までにこの日の総額は、サービス料10%、GST7%を加えて、271.90シンガポールドル(約2万8千円)でした。

味も雰囲気も大変気に入りましたので、お店のHPを張り付けておきます。

次回に続く…。

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