「大月」下車 一筆書き乗車券の旅

一筆書き乗車券

愛知環状鉄道沿線の実家から京葉線沿線の自宅への往復に「一筆書き乗車券」を度々使っていますが、今回も、「高蔵寺発高蔵寺着」の乗車券で、往路中央線「大月駅」下車をしてみました。
2024年1月27日(土)その日は、17時半より四ツ谷駅近くのスペインレストランで、大学時代のスペイン語学科同級生で東京近郊在住メンバーの新年会が予定されており、17時ちょっと過ぎに四ツ谷駅に到着する計画で、今までに下車した事のなかった「大月駅」を選んでみたのでした。

ルートは、高蔵寺 5:47-6:39 中津川 6:43-8:30 塩尻 9:00-10:41 甲府 11:21-12:17 大月でした。
以前にも、乗換案内アプリの問題点として同じ様な事を書きましたが、高蔵寺から大月をアプリに入力すると塩尻を出発して次の乗換駅が「小淵沢」と出て来ます。小淵沢発10:28の列車が甲府発11:21となるのですが、甲府で特急待ち合わせの為10分以上停車します。
この場合は、甲府乗換とした方が、甲府で40分の待ち時間となり、意外にこの時間を便利に使えます。

高蔵寺を、5:47に出発、中津川駅で、松本行き2両編成ワンマン列車に乗り換えです。

塩尻駅手前で、ぶどう畑と日本アルプスの山々が見えて来ます。塩尻乗り換えのタイミングで、駅そばカウンターで、朝食です。この頃は、「かき揚げ山菜そば」を頂くのが定番になって来ました。

甲府駅駅ビルの屋上から富士山を見る事ができると言われてますが、今まで数回トライして見えた事はありません(天候等の関係)でしたが、今回は、初めて富士山が見える事が確認できました。
こんな事を楽しみつつ、大月に到着です。

大月からも、富士山がきれいにみられるポイントがいくつもあるとの事でしたので、事前研究の結果、「岩殿山」に登ることを計画していました。

ところが、最短時間で、登る事のできるルートは閉鎖中との事で、登頂はあきらめ、それ以外の富士山ビュースポットに行く事にし、ちょうどお昼でしたので、昼食としました。
昼食は、事前に気になっていた町中華のお店がありましたので、行ってみました。

「正華」さんです。おばちゃんが中華鍋を振り美味しいチャーハンを作ってくれました。炭水化物のオンパレードの様な、ラーメンとチャーハンを食べてしまいましたが、昔懐かしいお味で、堪能させて頂きました。次は、炭水化物の消費です。
「大月散策ラッキーマップ」で確認したビュースポット「大月区民公園」方面に向かいます。
大月バイパスを歩いていると、

富士山がきれいに見えて来ました。ただ、山梨県側からの富士山は、日中逆光となる為、ちょっとまぶしく感じました。特に冬場は、太陽の高さが低いので、余計にそう感じるのかも知れません。

大月区民公園からは、こんな感じでした。
ここから駅前に戻りましたが、まだ時間があったので、「岩殿山」の中腹まで行く事にしました。

岩殿山中腹からでも、電線等の人工物が少ないダイレクトの富士山を拝むことができました。次回は、この辺りのどこかの山の頂上から富士山を望みたいなぁと思いました。
列車の時間が近づいてきましたので、駅に戻りました。大月発15:27に乗車すれば、乗り換えなしで16:52に四ツ谷に到着、余裕を持って17:30の集まりに行けるなぁと思っていました。
14:47に高尾行きがあり、それにも間に合うタイミングであったので、列車に飛び乗りました。ところが、若干早めに列車が動き出し、しかも方向が逆、甲府に戻って行きました。14:45甲府行きの列車もあり、そちらの列車に乗車してしまいました。大失敗です。
どのみち、ローカル線中心の旅ですから、リカバリーは早い方がいいと考え、次の駅「初狩駅」で、下車しました。大月発15:27の列車は、大月始発で、初狩駅発の次の列車は、15:35で、ローカル線乗り継ぎだと、四ツ谷駅到着は、18時過ぎになる事が判明しました。
ひょっとして、特急列車を利用すれば、間に合うのではと考え検索しました。
初狩 15:35-15:41 大月 15:57 特急かいじ36号 16:58 新宿 17:04-17:07 四ツ谷が、成立する事が分かりました。

「初狩駅」駅舎とホームにあった近隣の山の案内です。いつか、もう一度、初狩駅で下車し、「滝子山」や「高川山」からの富士山ビューを楽しんでみたいと思いました。

特急かいじの利用で、大学時代の仲間との会に間に合いました。指定席特急券1,020円でしたが、大変快適に移動できましたので、このパターンは、今後もありと思いました。
「青春18きっぷ」や「北海道&東日本パス」だと、特急列車には乗車できないので同区間の乗車券も購入する必要があります。「一筆書き乗車券」は、普通の乗車券ゆえ、特急券を購入する事で、特急や新幹線にも乗車できるのがメリットです、今回は、そのメリットを大きく実感する事になりました。

次回に続く…。

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