今回は、本来ならば7日間使えるパスですが、最終的に6日間で終了となりました。
6日目は、「花咲線」で、根室から釧路まで移動しました。
その日の朝は、「吹雪の納沙布岬」を訪問していました。
11：03 根室発、「快速はなさき」に乗車したかったので、その時間に間に合う様に予定を組んでいました。
ところが結構な吹雪でしたので、本当に納沙布岬に行けるのか、花咲線も予定通りに出発するのか大いに不安でしたが、そんなことは雪に慣れていない本土の人間の発想だったかも知れました。
そんな厳しい気候の中、物事予定通りに進んで行ったのは驚きでした。
根室駅に停車中の「快速はなさき」です。2両編成で、釧路に向かって前の車両は、4人向かい合わせの席の真ん中にテーブルがあるタイプで、昼食を食べるのに便利な造りとなっていました。
根室駅にできる臨時の売店で、「さんまそば」と「さんま丼」が販売されていました。
買ってみたかったのですが、釧路で、「勝手丼」を食べるため、今回は、諦めました。
「花咲線」は、今年、全線開通100周年で、沿線のご当地弁当の事前注文等も受け付けている様です。
詳しくは、この「JR北海道」のHPに書かれています。
日本最東端「東根室駅」を通過し、雪の中を走り続けます。
「別寒辺牛湿原」「厚岸湾」等の大自然の中を走り抜ける風光明媚な路線です。
写真は、上手く取れなかったのですが、途中で、列車が急ブレーキを掛けましたので、何が起こったのだろうと思ったら、エゾシカの群れが電車の前方左から右に走り抜けて行きました。
そんな自然も味わえる路線でした。
そうこうしていると、13：18が定刻で、釧路に到着します。
この日は、若干遅れて、13：20過ぎごろの到着でした。
この時間になると相当お腹も空いて来ていました。「勝手丼」の「和商市場」がどこにあるかよく分からなかったのですが、ホテルへ歩き始めたところで発見しました。釧路駅から目と鼻の先でした。
道路や歩道部分のアイスバーンは、本当に滑りやすく注意して歩きました。歩くときは、アイスバーンになっていない雪の部分を歩く方が滑らずに進めます。
但し、アイスバーンを歩かざるを得ない部分もありましたので、大変です。本当に雪国の方々は、この様な環境下で、生活されていると思うと頭が下がります。
ご飯を販売しているお店で「酢飯」を買い、魚屋さんで、トッピングを購入しました。
ビビりの私は、高級食材に手が出ず、シンプルな「勝手丼」となりました。
でも、魚がどれも新鮮で、大変美味しく頂きました。
実は、次の朝は、朝食に「和商市場」の中の食堂で、「海鮮丼」を頂きました。
ウニ、いくら、エビ、カニ等が絶妙なバランスで配置されており、とっても美味しく頂きました。
私には、こちらの方があっている様な気はしました。
日付は前後しますが、「勝手丼」を食べたその日は、港近くのホテルにチェックインし、釧路川に沈む夕日を見る事ができました。午後になって穏やかな天気となっていました。
次回に続く…。
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